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題名:Re: グランフィールの後付けについて 名前:三浦ピアノ
2015/05/31(Sun) 11:13 No.498  HomePage


2014年4月5日午前11時に返信させていただいた、
にゃん様のご質問に対する回答の中で
誤解を生む表現がありましたので
編集した記事を掲載させていただきます。

なお、誤解を生む可能性があったのは
消音ピアノとグランフィールシステムの併設は
成り立たないと思わせる表現があったためであり
実際に併設は可能であるけれども
さまざまな対応方法があり、弊社では
こうしたアプローチの併設方法が最良と考えている
ということで以下の記述をしております。
また、これはあくまでヤマハSZタイプへの対応に
限定される部分でもあり、他社ユニット、特に
アサヒピアノ推奨のGENIOユニットの場合は
対応方法がまったく異なります。
お客様それぞれの消音ピアノ対応につきましては
メールにてお返事させていただきますので
shibuya_shop@miura-piano.com まで
ご連絡くださいませ。

以下、回答原文を再掲載いたします。

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にゃん様
お問い合わせありがとうございました。

YU1SZへのグランフィール取り付けですが、
ヤマハのサイレントピアノで
グランフィール効果を「100%」享受されたいのであれば
サイレント機能を取り外す必要があります。
アップライトピアノ用消音ピアノユニットは、
通常のアップライトピアノのパフォーマンスであれば
ビフォーアフターの違いは「ほぼ無い」と申すことができますが
グランフィールはグランドピアノ並みのパフォーマンスがあるため
併設にあたっては、レットオフという調整の部分におけるいくぶんの
ロスが問題となるからです。
(一般的には問題ない範囲ではありますが)
また、ヤマハ消音ピアノにおいてハンマーの動きを制御する消音バーと
グランフィールのドロップスプリングが同じ位置にあるため、
併設させる場合は機構が複雑なものとなってしまいます。

グランフィールと消音ピアノはどちらもユーザーのみなさまにとって
非常に有効なものであり、できれば併設させたいものかと存じます。
これまでも、実際にそういったご要望をいただいており、さまざまな
セットアップを何人かのお客様にお試しいただいた結果として
弊社で推奨しているのは
ドロップスプリングは取り付けせずに、その代わり消音ピアノユニットは
そのままにグランフィールシステムの設置をする、ということです。
ドロップスプリングの恩恵効果のひとつであるリムショット効果は、
レットオフ調整が特殊な消音ピアノでは得られるものが少なく、
むしろハンマーの形状や入念なセットアップによって、
リムショット効果に近い仕上げをお客様に提供させていただき
グランフィール本来の表現力を損なうことなく
消音ピアノとの両立が可能である、という結論に至っております。
冒頭に申し上げたように、グランフィール効果の100%ではないはずですが、
実際にご試弾された方からは、まったく差は感じられないとの
ご感想もいただいております。
若干心配されるのは、消音での演奏の際、ヤマハ消音SZタイプは、
本来アップライトピアノ用の消音ユニットであるため、グランフィールアクションの動きに
ついていけるか?という問題があるのですが、過去の例では問題なく演奏ができ
もちろんアコースティック演奏では素晴らしいパフォーマンスを発揮しています。

弊社で推奨しております、
消音ピアノへのグランフィール後付け<ドロップスプリングオフ仕様>の
取付価格は、通常の取付と同額にて承りいたしております。

ご検討のほど、よろしくお願い申し上げます。


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